
環境マネジメントシステム規格とは、企業等の組織が、環境管理(環境への負荷を減らす)を目的とした体制作りを行う際に、そのガイドラインとして使えるように、ISO(国際標準化機構)が定めた規格です。
その構成は以下のように大きく6分野(4.1から4.6)に分かれています。
- システム作りに際しての基本的事項
- 環境経営に関する方針管理に対する要求
- 環境管理のための準備段階における要求
- 計画に基づいて運営管理をする段階での要求
- 運営状態のチェック段階での要求
- 経営者がシステム全体の見直しをする段階での要求
ご覧の通り、方針管理にはじまって、P:計画、D:実施、C:検証、A:見直しまでのサイクルがシンプルにまとまっている規格です。
左記のタイトル群の雰囲気からもわかるように、この規格は「同じ地域で生活する市民から言わせれば、環境負荷の多い企業さんは、最低限こういった要素を管理しておいてくれないと、安心して共存できませんよ。。」といった、環境管理体制への要求事項をパッケージ化したものです。
ですからこの認証を取得した組織は、環境負荷低減に一定の理解と、それなりの管理手段をもった企業として認知されるようになるわけです。
平成13年に施行された通称グリーン購入法に後押しされ、最近では行政が調達を行う際にグリーン調達などといって、14001取得企業を優遇したり、また、企業間取引においても、14001の認証取得を前提としたり、環境管理のための体制を目に見える形で提示するよう求められたりすることも珍しくありません。


