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4.3.1 環境側面 【重要な改訂です】

環境側面(環境へ好/悪影響を与える可能性がある原因)を抽出並びに評価すべき対象が、従来よりも幅広く、また深くなりました。
具体的には、従来では「組織が管理でき、かつ、影響が生じると思われる、活動、製品又はサービス」を対象としていましたが、改訂後の表現では、「計画/新規の開発、新規/変更の活動・製品・サービスも考慮」に入れた上で、「組織が管理できる環境側面、および影響を及ぼすことが出来る環境側面」を特定すること、という具合にワイドになっています。
また、この項における「著しい環境側面」という文言の扱いも、従来では「環境目的を設定する際に確実に配慮する」対象としてのものであったのに対して、改訂後では、「EMSを確立・実施・維持する上で、確実に考慮に入れる」対象であると言う具合に、より川上の段階で、かつ確実に取り込まなくてはならないという強いトーンに変わっています。

今回の改訂により、文言としても、想定される運用実態としても、もっとも大きな変化がもたらされたのはこの項であると思われます。
誤解を恐れずにより平易に表現しますと、、
●どの組織でも手をつけやすい「紙・ゴミ・デンキ」の三点セットだけじゃダメ。
●組織が「コトをおこす」にあたり、自社でどんな側面を発生させ、また、下請けさんや販売先や消費者にどんな側面を発生させることになるか、、そこまでを視野に入れなくてはダメ。 というところでしょうか。