ISO17025規格は「試験所及び校正機関の能力に関する一般要求事項」と呼ばれます。

その名前の通り、材料試験や、試験に使用する機器の校正を行う事業者の認定のための規格です。

品質(9001)や環境(14001)の規格にもとづく認証と大きく違うのは、試験所又は校正機関の認定を取ることにより、試験成績書や校正証明書などの『製品』に認定のマークをつけることが出来るということです。

そのため、9001や14001のように、運営管理上の要求事項だけでなく、試験や校正の精度管理に関する技術的要求事項に関しても厳しく審査されることになります。
左側の規格をご覧いただくと、前半が4章、後半が5章と、大きく二つに分かれているのがわかります。 この前半がいわゆる管理上の要求事項であり、ISO9001とほぼ同等の内容です。そして後半はISO9001にはまったく含まれない技術的要求事項で、この部分が試験や構成の精度管理について具体的な指針を示しているのです。

審査関係に話を移しますが、これまでは大まかに、対象がJIS規格に基づくものはIAジャパンが行う「JNLA」や「Jcss」と呼ばれる制度で、それ以外のものはJAB(日本適合性認定協会)による審査で、と分けられていましたが、2004年後半にはその垣根が取り払われ、これまで費用面で躊躇されていた事業者に対しても門戸が拡がりました。

また、環境に関する二つのEU指令@ROHS(製品に含まれる鉛・水銀・カドミウムなどの有害物質の使用制限に関する基準)AWEEE(廃電子機器、構成部品・材料の除去及び再生に関する基準)への対応がきっかけとなり、輸出製品に関連する成分分析の市場が拡大しつつあり、その分析の信頼性の担保として、ISO/IEC17025に適合した試験所に使用が許される認定マークの価値が上がってきており、随分問合せも増えてきました。


試験所及び校正機関の能力に関する一般要求事項




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