試験所・校正機関の認定を取得する意義とは
認定取得の意義を「外的」なものと、「内的」なものとの二分野で解説します。

社会的な要求、顧客ニーズへの対応
社外からのニーズは年々多様化しています。

・認定試験所発行の試験成績書が条件に

近年、分析や試験の結果、それらに使用する測定機器の精度に対する信頼性に対する要求が厳しくなってきており、製品に添付する試験データはISO/IEC17025認定試験所のものであることを条件化する顧客が増えてきています。

・新JIS制度

新JIS制度では、JISの基準を満たしていることを証明するための試験を行うことが出来るのはISO/IEC17025の認定試験所に限られています。

・ワンストップ・テスティングのニーズ

「ワンストップ・テスティング」とは一つの試験所で得られたデータが、世界中で受入れられるような仕組みのことで、この実現により、国ごとに試験を受けなおす時間やコストが大幅に削減されるため、その条件を満たした試験所、校正機関を選定することが一般的になりつつあります。

自社の管理レベルの維持及び向上
上記のような社外ニーズの充足だけが認定取得の意義とは言い切れません。

測定結果の不確かさの要因には、人によるばらつき、環境条件によるばらつき、使用機器によるばらつき、その他様々なものが考えられます

行き当たりばったりの対応では到底根本からの対策は望めず、最終的には顧客の信頼をなくしてしまいます。

ISO/IEC17025に基づいた全組織的なマネジメントシステムの構築により、自社のレベルを確認し、安定させること、さらに改善、向上を図ることが可能になります。

ISOマネジメントシステム規格で先行した、品質のISO9001、環境のISO14001に比べると、いまひとつわかりやすさに欠けるISO/IEC17025ですが、試験・校正結果の信頼性を総合的にマネージすることを目的とした最も権威ある規格です。

同規格を基準とした試験所・校正機関の認定制度は、これまでになく「信頼を得る」ことが困難なこの時代にあって、その価値が日々高まってきているといえます。





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