
労働安全衛生マネジメントシステム規格とは、英国規格協会が労働安全衛生管理体制に求められる要素を大きく5分野に分け、規格化したものです。
(現時点では、ISO並びにJIS規格化はされておらず、規格協会から対訳版が発行されています。)
その5分野(4.1から4.6)のタイトルは左記の通りで、この各タイトルの下に具体的な要求事項の本文がぶらさがるような格好になっています。
それぞれの内容の雰囲気が伝わってくるでしょうか?
左記のタイトル群の雰囲気からもわかるように、この規格は「一定の危険度を有する業務を行っている企業であるならば、従業員をはじめとする利害関係者の安全・衛生管理のためにこの程度のことはやってくださいよ。」といった、労働安全衛生管理体制への要求事項をパッケージ化したものです。
ですから企業は大切な従業員が不用意に労働災害リスクにさらされることを防ぐことが出来ますし、その企業で働く人や、勤務を希望する人などの利害関係者は、一定の安心感を持って就労することができます。また、特に労働災害の発生を嫌う建設業界などにおいては、発注主に対して一定の安心感を持っていただくことが期待できます。
この規格に対する認定を取りたい企業は上記の要求事項を満たすように仕事の手順を構築し、その手順を必要に応じて労働安全衛生マニュアル、規程や手順書といった形で文書化しなくてはなりません。
また、それら文書で規定した通りの運用を行い、その証拠となる記録を積み上げます。
その後、審査登録機関から審査を受け、合格した後、OHSAS18001登録企業として認定され、「労働安全衛生確保のための管理体制を持った企業=労働者に優しい企業」として広く認知されるようになります。


